夢甲斐塾とは

夢甲斐塾は、2001年に「山梨百年の計を考えれば“出る杭を打つ”ような県民性を克服しなければならない。これからは山梨の若い人達が世界を舞台にして果敢に“出る杭”になっていかなければならない。」という天野建山梨県知事の想いの元、次世代リーダーの育成を目的として県の事業としてスタートしました。三年後の2004年からは県の事業から離れ、自主運営組織として活動しています。その研修内容は「自修自得」自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら実践することを基本としています。

<創塾の精神>

・夢甲斐塾のねらい四囲を急峻な山々に囲まれた山梨県(甲斐の国)は、長い歴史の中で、特色ある文化と他県とは違った県民気質をつくりあげてきた。
それは、勤勉で忍耐力がある、過度の争いを嫌う、強い連帯意識、内向的で社交下手、集団で行動する、出る杭は嫌う、などと良くも悪くも一般的に言われている、甲州人気質である。
そのために、若尾逸平、根津嘉一郎、小林一三など、独立心旺盛な数多くの財界人は、山梨(甲斐の国)の社会風土に飽きたらず、自ら活躍する場を外に求め、大きく自由に羽ばたいたいてきたところである。

一方、「出る杭を嫌う」、「過度の争いを嫌う」など、集団意識が強い独特の県民性ゆえ、この甲斐の国の中では特色ある地域づくりのキーマンが育ちにくい環境にあることも事実である。

21世紀の山梨づくりを考えるとき、自分の住む地域を何とか活性化し、世に売り出していこうという強いリーダーシップを持った人材を発掘し、育て上げることが不可欠であると同時に、こうした若者を更に大きく伸ばす県民風土にしなければならない。
すなわち「出る杭を伸ばす」という考えであり、「夢甲斐塾」は、まさにこの勇気とエネルギーを持った人材を探し出し、育てようとするものである。

産業振興、医療福祉、教育など、どんな分野からの人材でも良い。強い信念と、リーダーシップ、そしてガッツを持った地域づくりを進めていく若い人材を求めている。

・夢甲斐塾の特色

行政による人づくりは、従来、行政が企画した塾で、与えられた課題についての活動研究が一般的であった。こうしたことが、平均的なリーダーの育成には効果があるものの、塾生の自由で独創的な発想を阻害してきたことは否めない。
新しい時代の山梨を考えるとき、若い人材を育て、社会で活躍してもらわなければならない。そのため、行政は口を出さず、塾生自らが課題を見つけ、研究し、活動し、塾を運営することとしたい。どんな塾になるのか、すべては塾生のアイディア次第となる。
・求める塾生像 山梨の地形的な特性や厳しい自然条件により、もともと勤勉で、不屈の忍耐力を持った県民性が培われてきた。また、同時に地域づくりや環境美化運動など、住民一体となった取り組みがされるなど、連帯意識が高いという県民性もある。

将来の地域づくりのキーマンとなる塾生には、そうした県民性のほか、チャレンジ精神にあふれ、強い独立心と、好奇心あふれる豊かな個性、創造的・独創的な発想と行動を求めることとなる。

塾生には、常に現状に問題意識を持ち、確たる信念のもとで、地域を愛し、山梨を愛し、熱い志を抱き自己実現に努力している若者、強い信念とバイタリティあふれる行動力、少々のバッシングにへこたれることのない強い精神力を持った若者、魅力的で個性豊かな若者を求める。

夢甲斐塾の活動は

夢甲斐塾では、学びの機会として、白倉塾長から日本の歴史や地域(山梨)のことを学ぶ「塾長例会」と各期毎にテーマを決めて学びの場をつくる「塾生例会」を月に1回開催しています。さらに先輩塾生が中心で開催する部会(歴史部会・道徳部会・生き方部会・時事部会)があります。この四部会は参加自由で塾生以外の参加も可能です。しかも部会は参加無料なので、興味がある方はぜひ参加してみて下さい。

白倉信司塾長の方針

夢甲斐塾は、「自修自得」の精神で「志を磨く」ための学びの場を通して、出る杭を伸ばし、「人間一流」を目指すところです。
今の日本は「自分さえ良ければよい(利己主義)」とか「今さえ良ければよい(刹那主義)」という考えの人が増えています。昔の日本人は、自分たちは貧乏を享受しても、将来の子孫のことを考え神社をつくり鎮守の森を創ってきました。またこの国を守るために身を挺してきた多くの先人のお陰様で今があることも忘れてはなりません。このような日本人として知らなければならないことを知らないのが戦後の日本人だと思います。
まず夢甲斐塾では、戦後の教育で抜け落ちてしまっている歴史を学ぶことからはじめます。そして物事を「損得」で判断するのではなく「志」を基準にした生き方に転換する実践活動を体験してもらいます。

◎夢甲斐塾基本資料◎
夢甲斐塾理念
志高く出る杭となる

夢甲斐塾目的
夢甲斐塾は、新しい時代の新しい山梨を想像するために、ふるさと山梨を愛し、高い志と強い覚悟を持った「出る杭」を育て(人間力育成)、必要時に連携協働しうる同じ志、共通のテーマを持って活動する仲間のネットワークを構築(仲間力構築)することを目的とする

夢甲斐塾10周年行動宣言
私たち夢甲斐塾生は、たくましい“出る杭”となるために、夢甲斐塾を学びの場にとどまらせず行動・実践の場として、塾生が連携・協働をはかり「志をつなげ」新しい山梨の創造、日本再生の先駆けとなるべく行動を起こします。

夢甲斐塾10周年宣言を元として、塾生が連携協働して取り組む活動案
1.次代を担う、志高い人材を育てる活動
2.活動テーマを決め、それぞれがそれぞれの持ち場で取り組み山梨全体の動きとする活動→「日本一健康でいのちを大切にする県民性を育む活動」
3.1・2を実践するために理解者・協力者を拡大する活動

一度しかない人生だから志を高く持とう
愛するこのまちだから夢を形に変えていこう
二つとない国だから日本の未来をともに創ろう
かけがえのない地球だからすべてのものとともに生きよう
時代を切り開くのはいつも我々青年の使命である

夢甲斐塾は生活に心を砕く庶民の学びの場ではありません。夢甲斐塾は山梨県民であることの自覚と誇りの上に立ち、山梨県民としての責任を果たしていくことを使命としています。まず、山梨がどんな土地柄であり、歴史的にはどんな歩をしてきたのか、先人たちはいかなる苦労を重ねてきたのか、そんなことをしっかりと学ぶところから始まります。その学びを通じて、「山梨は、実に良いところだ。誠に豊かな土地であり、志ある人達が多数活躍した誇りの高い地域である」と、心の底から思うことが出来るとしたら、日々の生き方が変わってくるでしょう。さらに「山梨を良くするためには、どのようにしたら良いのか」を考えることが、山梨県民としての責任を果たすことにつながります。